PHCホールディングス株式会社(本社:東京都港区)傘下のウィーメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚孝之、以下「ウィーメックス」)は、厚生労働省が各企業に実施を定める「ストレスチェック」関連業務を効率化するストレスチェックサービスの提供を開始しましたので、お知らせします。本サービスは、厚生労働省の改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度(※1)の実施に必要な各種受検機能に加え、メールアドレスが不要なWeb受検や英語受検対応など、ストレスチェック関連業務を効率化し、メンタルヘルス対策を支援する法人向けサービスです。
ストレスチェック制度は2015年の法令義務化から8年が経過していますが、業種や労働形態、労働環境、言語などの課題により、ストレスチェックの実施が困難な企業もあります。
本サービスは、延べ受検者数130万人の実績を誇るストレスチェックサービス「ORIZIN」を提供する株式会社ドリームホップ(※2)(本社:東京都千代田区、代表取締役:岡座 守)からOEMを受け、このたび提供します。厚生労働省のストレスチェック制度に準拠した受検機能に加え、英語受検対応、メールアドレス不要のWeb受検、企業独自の設問の追加、CSV形式によるデータ出力、e-ラーニングコンテンツの配信、集団分析における閲覧権限設定など、充実した各種機能を揃えています。
<ストレスチェック制度における課題例>
・英語による受検
英語圏内の外国人労働者数は年々増加傾向(※3)にあり、英語による受検需要が高まる一方、専門用語を英訳する難易度が高く担当者の負担になっています。
・紙による受検
Web受検が実施できず紙受検を行い、配布や回収のオペレーション工数が発生しています。
・人的資本経営の開示義務
ストレスチェックの実施は人的資本経営の開示対象となる健康指標の1つで、定量的で根拠のある独自指標を観測することが求められています。
■ウィーメックスのストレスチェックサービス 5つの特長
#1 運用の負担を軽減
・企業側の管理画面上で、受検設定(対象者の追加・削除設定、実施期間の延長 設定など)が可能です。
・労働基準監督署への報告書を事業所別に編集・保存できます。
・従業員からのお問い合わせ窓口をアウトソーシングで開設できます。
#2 英語受検・メールアドレス不要のWeb受検・追加設問設置
・Webでの英語受検が可能です。
・従業員に個人端末やメールアドレスが割り振られていなくてもストレスチェッ クのWeb受検が可能です。PC、スマートフォン、タブレットの各種デバイス に対応しています。
・最大100問までの追加設問の設定が可能です。
#3 集団分析(※4)・データ出力
・実施者がストレスチェックの集団分析を自由に実施できます。コメント付きの 集団分析レポートのご提供も可能です。
・最大10カテゴリーの属性設定が可能です。
・受検結果をCSV形式で抽出でき、データ分析も可能です。
#4 従業員を安全に管理する閲覧権限機能
・各所属長には、閲覧範囲の制限をかけたアカウントの設定が可能です。関係のある部門長にだけ閲覧範囲を設定することで、個人情報の不適切利用の防止が可能となり、職場環境の改善につなげられます。
#5 業員向けe-ラーニングコンテンツ
・受検終了後、全従業員へセルフケアを目的としたe-ラーニングコンテンツの配信が可能です。
(※1)厚生労働省「労働安全衛生法に基づく ストレスチェック制度 実施マニュアル」:https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150507-1.pdf
(※2)株式会社ドリームホップ:https://www.dreamhop.com/
ウィーメックスのストレスチェックサービスは株式会社ドリームホップのOEM提供によるサービスです。
(※3)参照元:厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和4年10月末現在)[参考-4]外国人労働者数(国籍別)
(※4)ストレスチェックの結果を部署や職種、職位・職階等、業務実態にあった単位で実施する分析です。
■ウィーメックスの健康経営ソリューションについて
ウィーメックスはこれまでも健康経営に関わるソリューションを展開してまいりました。このたびのストレスチェックサービスの提供開始に伴い、メンタルヘルス領域をカバーすることで、健康経営を目指す企業様の実現を支援いたします。
<ウィーメックスの健康経営ソリューション>
・ストレスチェックサービス
https://www.phchd.com/jp/medicom/hcs/stresscheck_wemex
・総合健診支援サービス
健康診断(定期健康診断)受診率実質100%をサポートする総合健診支援サービス
https://kenshin.wemex.com/
・特定保健指導サービス
保健指導(特定保健指導実施の機会提供)の実施率向上を目的に、健診と連携した分割型面談を実施する特定保健指導サービス
https://kenshin.wemex.com/service/health/guidance
・特定保健指導者向けシステム 特定保健指導者の業務効率化を図り、指導件数の向上を支援する特定保健指導者支援システム
https://www.phchd.com/jp/medicom/hcs/wellsportstep
・従業員ヘルスケアサポートシステム
従業員の健康意識を高め、生産性向上につなげる従業員ヘルスケアサポートシステム
https://www.phchd.com/jp/medicom/hcs/wellsportnavi
<ウィーメックス株式会社について>
ウィーメックス株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開する PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。企画・開発から販売までワンストップでサービスを提供する新体制として、2023年4月より新会社として事業を開始しました。「メディコム」ブランドの医事コンピューターや電子カルテシステムの他に、薬局経営のサポートや特定保健指導の支援、遠隔医療システムなどを提供しています。また、2023年10月に富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社より電子カルテ・ レセプト関連事業を取得しました。国内の「医療DX」を推進するヘルスケア IT 製品・サービスを通じて、患者さんへの医療サービス向上と医療従事者の業務効率化に取り組んでいます。
https://www.wemex.com
□所在地 :東京都渋谷区渋谷3-25-18 NBF 渋谷ガーデンフロント14F
□代表者名 :代表取締役社長 大塚孝之
<PHCホールディングス株式会社(PHCグループ)について>
PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを置き、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2022年度の連結売上収益は3,564億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。
https://www.phchd.com/jp
お問合せ先
お客様 |
ウィーメックス株式会社 E-mail:wg-healthtech_info@ml.wemex.com |
報道関係者様 |
PHCホールディングス株式会社 IR・広報部 電話:03-6778-5311 E-mail:phc-pr@gg.phchd.com |